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アーサー王:円卓の騎士を統べる伝説の聖剣使い【元ネタ・強さ解説】

#Fate #アーサー王伝説 #キャメロット #グィネヴィア #セイバー #剣 #英雄
アーサー王 / King Arthur
アーサー王

アーサー王

King Arthur
アーサー王伝説英雄 / 王 / 騎士
英雄度★★★★★
特徴中背だが威厳に満ちている
功績/能力聖剣による無敵の加護
弱点近親者による裏切り
主な登場
Fate/stay night七つの大罪モンスターストライク

ファンタジー作品で「王」といえば真っ先に名の挙がるアーサー王。聖剣エクスカリバーを手にブリテンを統治したその姿は、騎士道の理想そのものです。しかし、その輝かしい伝説の裏には、出生の秘密、禁断の恋、そして息子との骨肉の争いという人間ドラマが隠されています。本記事では、アーサー王の伝説を紐解き、現代のポップカルチャーにおける影響力までを深掘りします。

アーサー王とは何者か?

岩に刺さった選定の剣

アーサーは、ウーサー・ペンドラゴン王とイグレインの間に生まれましたが、魔術師マーリンの助言により、エクター卿に預けられ育てられました。先王が亡くなり、次期国王を決めるために「この岩に刺さった剣を抜いた者がブリテンの全土の王となる」という剣が現れます。多くの騎士が挑戦し失敗する中、当時従騎士だったアーサーは、義兄の剣を忘れた代わりに、偶然この剣をいとも簡単に引き抜いてしまいます。これが彼が「選定の剣(カリバーン)」に選ばれた瞬間であり、王としての運命が始まったのです。

円卓の騎士団の結成

王となったアーサーは、キャメロット城を拠点に、国を平和に導きます。彼の元には、ランスロットガウェイントリスタンガラハッドといった名だたる騎士たちが集結しました。彼らが着席する「円卓」は、上座も下座もない平等の象徴であり、騎士たちは互いに敬意を払いながら、困難な冒険や聖杯探索(Grail Quest)へと旅立っていきました。この円卓の騎士団の物語は、中世騎士道の模範として後世に語り継がれています。

伝説に残る英雄譚

聖剣エクスカリバーの入手

初期の戦いで選定の剣を折ってしまったアーサーは、マーリンの導きで湖の精霊(湖の乙女)に会います。水面から突き出た腕が捧げ持っていたのが、伝説の聖剣エクスカリバーです。この剣は「所持者の血を流させない」という魔法の鞘と共に授けられ、アーサーを不死身の戦士としました。しかし、後に鞘は魔女モルガンによって盗まれ、永遠の若さと不死性は失われてしまいます。

カムランの戦いと最期

栄華を極めたアーサー王の治世も、騎士ランスロットと王妃グィネヴィアの不義密通によって陰りが見え始めます。円卓は分裂し、騎士同士の争いが勃発。その混乱に乗じて、アーサーの不義の息子(異説あり)であるモードレッドが反乱を起こします。「カムランの戦い」で両軍は激突し、アーサーはモードレッドを槍で貫きますが、死に際のモードレッドの一撃によって致命傷を負います。最期に彼はベディヴィア卿に命じてエクスカリバーを湖に返還させ、傷を癒やすために伝説の島アヴァロンへと去っていきました。

現代作品でのアーサー王

Fateシリーズのセイバー

日本においてアーサー王のイメージを決定づけたのは、間違いなく『Fate/stay night』のセイバー(アルトリア・ペンドラゴン)でしょう。「実は女性だった」という大胆な解釈に加え、聖剣を振るう高潔な騎士王としての姿は、多くのファンを魅了しました。約束された勝利の剣(エクスカリバー)のビジュアルイメージも、この作品の影響を強く受けています。

多くのRPGへの影響

「最強の武器=エクスカリバー」という図式は、『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズなど、数え切れないほどのRPGで採用されています。また、円卓の騎士たちは召喚獣やボスキャラクターとして頻繁に登場し、アーサー王伝説は現代ファンタジーの基礎教養として深く根付いています。

まとめ

アーサー王は、過去と未来の王(The Once and Future King)として、今なお人々の心に理想の君主像として生き続けています。彼がアヴァロンから帰還する時、それは世界に再び平和が必要とされる時なのかもしれません。