西ヨーロッパの父とも呼ばれる偉大な覇王カール大帝。しかし物語の中の彼は、個性豊かな「十二勇士」たちと共に冒険を繰り広げる、陽気で勇猛なファンタジーの主人公「シャルルマーニュ」として描かれます。
十二勇士の伝説
パラディンたちの主
彼はローランやアストルフォといった一癖も二癖もある**十二勇士(パラディン)**たちを率いました。聖剣デュランダルやヒッポグリフなど、ファンタジーの王道アイテムが目白押しの物語の中心に、常に彼はいました。
聖剣ジョワユーズ
「陽気」を意味する名を持つ彼の愛剣ジョワユーズは、一日に三十回も色を変えたと言われる絢爛豪華な剣。フランス王家の至宝として、実物が現在もルーヴル美術館に展示されています。
十二勇士の伝説
彼に仕えたとされる「シャルルマーニュの十二勇士」もまた、伝説的な存在です。ローラン、オリヴィエ、アストルフォなど、個性豊かな騎士たちが織りなす冒険譚は、中世ヨーロッパの騎士道文学の華です。シャルルマーニュ自身も、時には厳格な王として、時には情に厚い仲間として彼らと関わりました。史実の彼は教育の普及にも熱心で、「カロリング・ルネサンス」と呼ばれる文化復興運動を主導した教養人でもありました。
FGOでの「かっこいい王様」
王道を行くセイバー
『FGO』などのFateシリーズでは、史実の厳格な「カール大帝」とは異なる、物語の側面を体現した「シャルルマーニュ」として登場。「かっこいいかどうか」を行動の指針とし、ダサいことを何より嫌う、爽やかで少年のような心を持ったヒーローとして描かれます。
現代への影響
彼(彼女)の伝説は、現代のポップカルチャーにも多大な影響を与えています。小説、漫画、ゲームなど、様々なメディアで描かれるその姿は、世代を超えて多くの人々を魅了し続けています。史実(神話)とフィクションが入り混じることで、キャラクターとしての深みが増し、新たな「英雄像」として再構築されていると言えるでしょう。私たちは物語を通じて、彼らの生きた時代や想いに触れることができるのです。