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ヒッポグリフ:誇り高き幻獣グリフォンの亜種【元ネタ・神話解説】

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ヒッポグリフ / Hippogriff
ヒッポグリフ

ヒッポグリフ

Hippogriff
狂えるオルランド (中世詩)幻獣 / 騎乗生物
危険度★★★
大きさ大型の馬と同等
特殊能力高速飛行、鋭い嘴
弱点プライドが高い (礼儀が必要)
主な登場
ハリー・ポッターFate/Apocryphaダンジョンズ&ドラゴンズ

鷲の頭と翼、馬の体を持つ誇り高き幻獣ヒッポグリフ。映画「ハリー・ポッター」での、ハリーがお辞儀をして信頼を勝ち取るシーンで、その名を覚えた人も多いのではないでしょうか。実はこの生物、ありえない組み合わせから生まれた「奇跡の存在」なのです。

ヒッポグリフとは?

グリフォンと馬の「禁断の子」

ヒッポグリフは、上半身が鷲(グリフォン)、下半身が馬の姿をしています。しかし、父親である伝説の生物グリフォンは、本来「馬を好んで食べる」天敵でした。つまりヒッポグリフは、捕食者(グリフォン)と被食者(雌馬)という、本来結ばれるはずのない両親から生まれた稀有な存在なのです。

「不可能なこと」の代名詞

このため、中世ヨーロッパでは「グリフォンと馬を交配させる(=ヒッポグリフを作る)」という言葉は、「不可能なことをしようとする」あるいは「相容れない者同士の和解」を表すことわざとして使われていました。

物語での活躍

狂えるオルラン

ヒッポグリフの名を世に知らしめたのは、16世紀の叙事詩「狂えるオルランド」です。この作品の中で、ヒッポグリフは魔法使いアトランテの愛馬として登場し、後に騎士ロジェロや、英国の王子アストルフォの乗騎となります。アストルフォはヒッポグリフに乗って世界中を飛び回り、ついには月へ行って、失われたオルランドの理性を持ち帰るという大冒険を繰り広げます。

ハリー・ポッターでの礼儀作法

「アズカバンの囚人」に登場するバックビークは、ヒッポグリフの誇り高さを象徴しています。彼らは非常にプライドが高く、侮辱されることを許しません。近づくには、まず目を逸らさずにじっと見つめ、お辞儀をして敬意を示さなければなりません。彼らが答礼をして初めて、触れることが許されるのです。

ペガサスとの違い

空飛ぶ馬のライバル

よくペガサス(天馬)と混同されますが、ペガサスは「翼の生えた馬(全部馬)」であるのに対し、ヒッポグリフは「前半分が鷲、後ろ半分が馬」です。一般的に、ペガサスが清廉で神聖なイメージであるのに対し、ヒッポグリフはより野性的で、戦闘的な騎乗生物として描かれる傾向があります。

【考察】最強の騎乗生物?

世界最速の翼

「狂えるオルランド」において、ヒッポグリフは他のどんな鳥よりも速く飛ぶとされています。グリフォンの爪による攻撃力と、馬のスタミナ、そして空を飛ぶ機動力を兼ね備えており、冒険者のパートナーとしては最高峰のスペックを誇ります。

まとめ

ありえない愛の結晶、ヒッポグリフ。その翼は、不可能を可能にする奇跡の象徴として、ファンタジーの空を翔け抜けます。