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ヘファイストス:醜いが愛された炎と鍛冶の神【元ネタ・強さ解説】

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ヘファイストス / Hephaestus
ヘファイストス

ヘファイストス

Hephaestus
ギリシャ神話神族 / 鍛冶神 / 炎の神
神格★★★★
大きさあご髭の屈強な職人
権能神器作成・炎の操作
弱点足が不自由・容姿コンプレックス
主な登場
God of Warダンまちヘラクレス(Disney)

ゼウスの最強兵器である雷霆(ケラウノス)、アテナの無敵の盾アイギス、英雄アキレウスの鎧、そして太陽神の走り回る戦車。これら神話に登場する超絶アイテムは、すべて一人の男の手によって作られました。それが炎と鍛冶の神、ヘファイストスです。神々の中で唯一、汗を流して肉体労働をする職人であり、足が不自由で醜いとされていますが、その腕前は世界を作り変えるほどでした。不遇な生い立ちと、技術者としての誇りに満ちた彼の物語を紹介します。

ヘファイストスとはどんな神か?

母に捨てられた過去

ローマ神話では「ウルカヌス(Volcano=火山の語源)」。最高女神ヘラの息子ですが、生まれてすぐに、あまりに醜く身体が小さかったため、ヘラによって天界の窓から投げ捨てられてしまいました。彼は海に落下し、そこで女神テティス(アキレウスの母)に拾われ、9年間洞窟で育てられました。この間に彼は、美しいブローチや装飾品を作る才能を開花させます。

美女と野獣の元祖

後に自分の作った美しい黄金の椅子を母ヘラに送りつけましたが、ヘラがそれに座ると拘束具が飛び出し、二度と立てなくなってしまいました。彼は解放の条件として「天界への帰還」と「一番美しい女神との結婚」を要求。こうして、最も醜い彼が、最も美しい女神アフロディーテを妻にすることになりましたが、すぐにアレスと浮気されてしまう悲しい結末が待っていました。

古代のロボット工学者

タロスと黄金の侍女

彼の技術は単なる鍛冶の域を超えていました。クレタ島を守るために青銅の自動人形(ロボット)「タロス」を作り出したり、自分の歩行を助けるために「黄金の侍女(知能を持ち言葉を話すアンドロイド)」を制作したりしました。神話の時代にすでにAIやロボットの概念を体現していた、元祖マッドサイエンティストとも言えます。

人類最初の女性パンドラ

ゼウスの命令で、泥をこねて人類最初の女性パンドラを作ったのも彼です。彼女の美しさは完璧でしたが、その箱の中には災厄が詰まっていました。

まとめ

ヘファイストスは、生まれ持った容姿やハンディキャップではなく、「何を作り出せるか」でその価値が決まることを証明した、すべてのクリエイターやエンジニアの守護神なのです。