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ネクロノミコン:狂気をもたらす魔道書、死者の掟と旧支配者の知識【クトゥルフ神話】

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ネクロノミコン / Necronomicon
ネクロノミコン

ネクロノミコン

Necronomicon
クトゥルフ神話(創作)魔道書 / 禁書
所有者アブドゥル
レア度★★★★★
属性狂気
特殊能力邪神の召喚、禁断の知識、SAN値直葬
主な登場
死霊のはらわたペルソナ5ギルティギア

「死霊秘法」や「死者の書」などと訳される、創作史上最も邪悪で有名な架空の魔道書、ネクロノミコン。H.P.ラヴクラフトが創始したクトゥルフ神話体系の中核をなすこの書物は、太古の地球を支配していた旧支配者たちの歴史や、彼らを召喚する呪文が記されているとされます。「読むと発狂する」と言われるほどの冒涜的な内容にもかかわらず、多くの探求者が知識欲に取り憑かれ、破滅していきました。

狂える詩人の遺産

アブドゥル・アルハザード

西暦730年頃、ダマスカスの狂える詩人アブドゥル・アルハザードによって執筆されました。原題は『アル・アジフ』。彼が砂漠の遺跡で目撃した想像を絶する恐怖と、異次元の神々の真実が記されています。彼はこの書を書き上げた直後、衆人環視の中で見えない怪物に貪り食われたと伝えられています。

禁断の系譜

ギリシャ語訳された際に『ネクロノミコン(死者の掟の・画像・書)』という名が付けられました。オラウス・ウォルミウスによるラテン語訳、ジョン・ディーによる英語訳など、数種類の写本が存在しますが、その多くは教会によって焚書にされ、残った数冊もミスカトニック大学付属図書館などの厳重な保管庫に鎖で繋がれ、封印されています。

記された恐怖

旧支配者

本書には、クトゥルフヨグ=ソトースアザトースといった、人類誕生以前から宇宙に存在する強大な神々の詳細が記されています。彼らは現在は封印されていますが、星辰の位置が整った時、再び地上を支配するために蘇ると予言されています。

有名な二行詩

「永遠に横たわる者は死することなく、奇妙な永劫の中では死さえも死ぬ(That is not dead which can eternal lie, And with strange aeons even death may die.)」。この一節は、クトゥルフが眠るルルイエの秘密と、常識的な「生と死」の概念が通用しない宇宙的恐怖の本質を暗示しています。

【考察】最高の小道具

実在感の演出

ラヴクラフトは、この本があたかも実在するかのように、架空の歴史や翻訳者、所蔵場所を詳細に設定しました。さらに、友人作家たちにも作品内で言及させたため、多くの読者が実在を信じて書店や図書館に問い合わせる事態となりました。これは「シェアード・ワールド」の手法を確立した画期的なギミックでした。

知ることの恐怖

ネクロノミコンは「知ってはいけない真実」の象徴です。クトゥルフ神話において、宇宙の真の姿を知ることは発狂と同義です。それは、人間が宇宙の中心ではなく、取るに足らない存在に過ぎないことを突きつけられる、根源的な恐怖(コズミック・ホラー)なのです。

まとめ

ページを開けば正気を失い、呪文を唱えれば世界が終わる。ネクロノミコンは、人間の知識欲に対する究極の警鐘として、今もフィクションの暗がりで妖しい光を放っています。