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大直毘神(オオナオビ):凶を吉に変える大いなる修正力【祓いの神・禍直しの神】

#日本神話 #祓いの神 #善神 #回復 #秩序 #禊 #ポジティブ
大直毘神 / Onaobi
大直毘神

大直毘神

Onaobi
日本神話天津神 / 祓いの神
神格★★★★★
大きさ光り輝く神
権能禍(まが)を直す、不幸を幸運に変える、浄化
弱点特になし
主な登場
古事記日本書紀

人生には「魔が差す」ことや、どうしようもない不運が訪れることがあります。そんなねじれてしまった運命を「直(なお)す」のが、**大直毘神(オオナオビ)**です。黄泉の国で汚れてしまったイザナギが、禊(水浴び)をして汚れを落とした際、最後に生まれた「直し」のスペシャリスト。災厄の神である禍津日神(マガツヒ)がもたらした混乱を、元の正しい状態、あるいはそれ以上の良い状態へと修正してくれる、究極のポジティブ変換神です。

禍を直すカウンター

誕生の経緯

イザナギの禊の際、垢(あか)から二柱の災厄の神(八十禍津日神大禍津日神)が生まれました。これは「悪いことが起きる予兆」でしたが、その直後に、その災厄を打ち消すために生まれたのが、神直毘神(カミナオビ)と、この**大直毘神(オオナオビ)**です。

機能

「ナオビ」とは「直(なお)す」+「霊(び)」の意味。曲がってしまったもの、汚れてしまったものを、本来の真っ直ぐで清らかな状態に戻す働きをします。単に「元に戻す」だけでなく、「雨降って地固まる」のように、災いを転じて福となすような、より強固な善の状態へ導く力を含んでいます。

信仰

住吉大社や警固神社など、祓いを司る多くの神社で重要視されています。何か失敗をしてしまった時、不運が続く時、オオナオビに祈ることは、心のリカバリーを行い、再挑戦するための活力を得ることと同義なのです。

まとめ

失敗しても、やり直せる。大直毘神は、私たち人間に備わっている「回復力(レジリエンス)」そのものを神格化した存在なのかもしれません。