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ヒッポリュテの帯:アマゾン女王の誇りと悲劇の象徴【元ネタ・解説】

#ギリシャ神話 #装飾品 #防具 #ベルト #アマゾネス #ヘラクレス #12の難業 #アレス #ヒッポリュテ #ワンダーウーマン
ヒッポリュテの帯 / Girdle of Hippolyta
ヒッポリュテの帯

ヒッポリュテの帯

Girdle of Hippolyta
ギリシャ神話道具 / アーティファクト
レア度★★★★
属性
特殊能力戦神アレスの加護、統率力強化
主な登場
Fate/strange FakeDCコミックス(ワンダーウーマン)

ヒッポリュテの帯」は、単なるファッションアイテムではありません。それは最強の女戦士集団アマゾネスを統べる女王の証であり、戦神アレスから授かった権威ある宝具でした。ヘラクレスの12の難業の中でも、最も後味の悪い悲劇の一つとされる「帯の奪取」のエピソードを紹介します。

アドメテのわがまま

欲しいと言ったのは娘

この難業のきっかけは、エウリュステウス王の娘アドメテが「アマゾネスの女王の帯が欲しい」とねだったことでした。ヘラクレスは仲間を率いてアマゾンの国へ向かいます。

友好的な交渉

意外にも、女王ヒッポリュテヘラクレスの武勇を称え、「あなたが望むなら帯を差し上げましょう」と快諾しました。ここまでは、平和的に終わるはずだったのです。

女神ヘラの悪意

偽りの噂

ヘラクレスを憎む女神ヘラは、アマゾネスの一人に変身し、「異邦人が女王を攫おうとしている!」と嘘を広めました。激昂したアマゾネスたちは武装して船に殺到します。

悲劇の結末

攻撃を受けたと勘違いしたヘラクレスは、「これは罠だったのか」と疑い、なんと和解しようとしていたヒッポリュテを殺害し、帯を奪って逃走しました。相互不審が招いた最悪の結末です。

現代への系譜

アメコミヒーロー『ワンダーウーマン』の主人公ダイアナはヒッポリュテの娘という設定(作品による)があり、この帯の伝説は現代のポップカルチャーにも受け継がれています。

まとめ

ヒッポリュテの帯は、高潔な女王の誇りと、神々の気まぐれによって踏みにじられた信頼の記憶を宿しています。黄金の輝きには、拭いきれない血の跡が残っているのです。