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タルボサウルス:アジアに君臨したT-Rexの兄弟【古生物図鑑】

#恐竜 (獣脚類) #白亜紀後期 (約7000万年前)
タルボサウルス / Tarbosaurus
タルボサウルス

タルボサウルス

Tarbosaurus
白亜紀 (アジア)恐竜 (獣脚類)
危険度★★★★★
時代白亜紀後期 (約7000万年前)
大きさ体長約10〜12メートル
特殊能力アジア最強の顎
弱点前足が極端に短い
主な登場

タルボサウルス(Tarbosaurus)は、モンゴルのゴビ砂漠で発見されたアジア最大の肉食恐竜です。学名は「警告するトカゲ」を意味します。北米のティラノサウルス・レックスと非常によく似ており、かつては同種ではないかと言われたこともありますが、頭骨の幅がやや狭いなどの違いがあります。アジアの生態系の絶対王者でした。

T-Rexとの違い

T-Rexに比べて頭骨がスリムで、目の向きが少し横向きになっています。これは、T-Rexほど正面の立体視に特化していなかった可能性を示唆しています。しかし、その顎の力は依然として破壊的で、サウロロフスなどの大型恐竜を倒していました。

一番短い前足

ティラノサウルス類は前足が小さいことで有名ですが、タルボサウルスはその中でも特に前足が小さく、体に対する比率は最小です。狩りの役には立たなかったでしょうが、進化の過程で「頭さえ強ければ前足はいらない」という究極の選択をした姿です。

砂漠の暴君

当時のモンゴルは雨季と乾季がある半乾燥地帯でした。タルボサウルスは、乾季の水場に集まる獲物を待ち伏せしたり、湿潤な氾濫原で狩りをしたりしていました。同じ地層からはデイノケイルスなども見つかっており、激しい生存競争があったでしょう。

まとめ

タルボサウルスは、アジア大陸が生んだ究極の捕食者です。その王者としての風格は、遠く離れた北米の兄弟にも劣らないものでした。