ショニサウルス(Shonisaurus)は、三畳紀後期の海に生息していた超巨大な魚竜です。ネバダ州のショニ山脈で発見されました。魚竜といえばイルカのような姿を思い浮かべますが、ショニサウルスはずっと巨大で、マッコウクジラに匹敵するサイズを誇りました。恐竜時代が始まって間もない頃、海の世界ではすでにこれほどの巨人が進化していたのです。
規格外のボディ
体長は最大で21メートルにも達したと推定されています。体型は後の魚竜(イチチオサウルスなど)よりも胴体が太く樽型で、尾ビレもあまり発達していませんでした。4つのヒレはどれも細長く、同じくらいの長さがあり、これらをパドルのように使ってゆっくりと泳いでいたと考えられています。彼らは三畳紀の海の王者でした。
歯のない捕食者
興味深いことに、成体のショニサウルスには歯がありませんでした(幼体には歯がありました)。これは彼らが、現代のヒゲクジラのように小さな獲物を大量に吸い込んで食べていたか、あるいはイカやタコのような軟体動物を丸呑みにしていたことを示唆しています。巨大な体で深海へ潜り、豊富な頭足類を捕食していた可能性があります。
集団死の謎
ネバダ州のベルリン・イチチオサウルス州立公園では、37頭ものショニサウルスの化石が密集して発見されています。なぜこれほどの巨体が一度に死んだのかは謎ですが、集団で回遊していた可能性や、干潮や有毒プランクトンの発生などの環境変化に巻き込まれた可能性が考えられています。
まとめ
ショニサウルスは、魚竜というグループが進化の非常に早い段階で巨大化を遂げていたことを示す驚くべき証拠です。彼らは太古の海における最初の「リウィアタン」でした。