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アンモナイト:古生代〜中生代の頭足類の特徴と生態【古生物図鑑】

#化石 #海 #絶滅種 #頭足類 #世界中
アンモナイト / Ammonite
アンモナイト

アンモナイト

Ammonite
古生代〜中生代 (全世界)頭足類
危険度
時代デボン紀〜白亜紀末 (約4億年前 - 6600万年前)
大きさ数cm〜2m
特殊能力生存本能
弱点環境変化
主な登場

アンモナイト(Ammonite)は、古生代デボン紀から中生代白亜紀末まで、約3億5000万年もの長きにわたって全世界の海で繁栄した頭足類(イカやタコの仲間)です。その美しい渦巻き状の殻は化石としても非常にポピュラーで、古生物学のシンボル的な存在です。

殻の構造と浮力調整

殻の内部は多数の隔壁で小部屋(気房)に仕切られており、本体が入っているのは一番外側の部屋だけでした。奥の部屋には管が通っており、ガスや水の出し入れを行うことで、潜水艦のバラストタンクのように浮力を精密に制御していました。これにより、海中で浮いたり沈んだりしながら獲物を探すことができました。

多様な生態

殻の形は様々で、遊泳に適した流線型のものから、海底を這うのに適したゴツゴツしたもの、中には異常巻きと呼ばれる複雑なねじれ方をしたものまでありました。プランクトンを食べる大人しい種から、小魚を触手で捕らえる肉食の種まで、生態も多様でした。モササウルスなどの海生爬虫類にとっては格好の餌食であり、噛み跡のある殻の化石も多く見つかっています。

K-Pg境界での絶滅

恐竜と共に白亜紀末に絶滅しました。近縁のオウムガイが生き残ったのに対し、アンモナイトが絶滅した理由は、彼らが海面付近で生活し、酸性雨やプランクトンの減少の影響を直接受けた繁殖生態(小さな幼生)にあったという説が有力です。

まとめ

アンモナイトは、太古の海の繁栄と儚さを伝えるタイムカプセルです。その幾何学的な美しさは、自然界のデザインの傑作として今も私たちを魅了します。