青龍は、四神の中でも特に人気が高く、成功や出世を司る龍神です。春の訪れのような生命力と、天に昇る勢いを象徴しています。その体は青く澄んだ鱗に覆われ、長い髭と鋭い角を持っています。東の空を支配し、太陽が昇る方位を守ることから、物事の始まりや発展を助ける神として、多くの武将や権力者に崇拝されてきました。雷を呼び、雨を降らせて豊作をもたらす農耕神としての側面も持ち、人々の生活に密接に関わってきた神獣です。四神の中でも最も「陽」の気が強く、ポジティブなエネルギーに満ち溢れています。
春と青春のシンボル
青春の語源
五行説では、東は「青」色、季節は「春」に対応します。ここから、人生の春である若い時期を指す「青春」という言葉が生まれました。青龍は若々しいエネルギーの塊であり、これから成長しようとする人々を見守る守護神なのです。新しいことに挑戦する時、青龍の方角(東)に向かって祈願すると良いと言われています。また、芸能や音楽など、クリエイティブな才能を開花させたい人にもおすすめの守護神です。
清流としての龍
風水において、東にある清らかな川の流れを「青龍」と呼びます。水は財運を運ぶとされ、都市の繁栄に不可欠な地形とされました。京都の鴨川などは、まさに平安京の青龍として、都に水を供給し、汚れを流し去る重要な役割を果たしてきました。水の流れは情報の流れでもあり、青龍は知性やコミュニケーションの神としても祀られることがあります。
皇帝の権威
龍の中の龍
中国皇帝のシンボルである龍の中でも、青龍は特に高貴な存在として扱われ、瑞兆(良い兆し)として大切にされてきました。日本の寺社建築でも、柱や天井に青龍が描かれていることが多く、魔除けとしての力も期待されています。その咆哮は雷となり、邪気を震え上がらせて追い払うと信じられています。
まとめ
勢いよく天を駆け巡る青龍。何か新しいことを始める時、その若若しいエネルギーは大きな後押しとなるでしょう。挑戦する人の背中を押してくれる、頼もしいパートナーです。あなたの夢が天に届くよう、青龍はいつも空から見守っています。