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グレンデル:叙事詩『ベオウルフ』に登場する最初の敵、グレンデル。「カイン...【元ネタ・解説】

#人喰い #叙事詩 #夜行性 #巨人 #幻獣
グレンデル / Grendel
グレンデル

グレンデル

Grendel
アングロ・サクソン叙事詩Myth / Legend
危険度★★★★
大きさ人型の異形の怪物
特殊能力通常武器無効・怪力
弱点ベオウルフの素手
主な登場
ベオウルフD&DFGO

叙事詩『ベオウルフ』に登場する最初の敵、グレンデル。「カインの末裔」とされ、夜な夜な祝宴の館を襲っては人間を喰らっていた、嫉妬と悪意の塊です。

呪われし怪物

鉄の肌

グレンデルの皮膚は魔法によって守られており、人間の造った剣や槍を通しません。このため、戦士たちは彼に傷一つ負わせることができず、一方的に虐殺されました。

孤独と嫉妬

彼は常に沼地に潜み、館から聞こえる楽しげな音楽や笑い声を憎んでいました。一説には、神に愛されぬ孤独が彼を凶行に駆り立てたとも言われています。

カインの末裔

伝説において、グレンデルは旧約聖書で弟殺しを行った「カイン」の末裔であるとされています。そのため、神に見放された呪われた存在として描かれ、人間の歓喜の歌声(神への賛美)に耐えられず、ヘオロットの館を襲撃したのです。

玉座への拒絶

彼は夜な夜な王の館を襲い、戦士たちを食らいましたが、決して王の「玉座」にだけは触れることができませんでした。玉座は神によって聖別されていたため、呪われた怪物である彼は近づくことすら許されなかったのです。

呪われた血脈

グレンデルは単なる怪物ではなく、旧約聖書における最初の殺人者「カイン」の末裔として位置づけられています。これはキリスト教的価値観が北欧の伝承と融合した結果であり、彼が神の光や祝宴の喜びを憎む「絶対悪」として描かれる理由でもあります。

ベオウルフとの対決

腕をもがれる

武器を捨て、素手で組み付いてきたベオウルフの握力は、グレンデルの想像を遥かに超えていました。逃げようとしたグレンデルは、肩から腕を引きちぎられ、瀕死の重傷を負って沼へと逃げ帰りました。

母親の復讐

グレンデルの死後、さらに恐ろしい彼の母親が現れ、ベオウルフと死闘を繰り広げることになります。

モンスターの原型

恐るべき捕食者

RPGなどに登場する「物理攻撃耐性を持つモンスター」や「再生能力を持つトロール」などのイメージの一部は、このグレンデルがルーツとなっています。

まとめ

グレンデルは、その強力な能力やエピソードから、現代の多くの作品でも重要な役割を担っています。アングロ・サクソン叙事詩を知る上で欠かせない存在と言えるでしょう。