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ミルク神:ニライカナイから福を運ぶ琉球の弥勒様【来訪神】

#日本神話 #琉球神話 #沖縄 #来訪神 #福神 #弥勒
ミルク神(弥勒) / Miruku (Maitreya)
ミルク神(弥勒)

ミルク神(弥勒)

Miruku (Maitreya)
日本神話 (琉球) / 仏教来訪神 / 福神
神格★★★★
大きさ人間大
権能豊年万作、幸福をもたらす
弱点不和、争い
主な登場
八重山の豊年祭ミルク行列

黄色い独特の仮面を被り、扇を持ってゆったりと練り歩く神様。それが沖縄、特に八重山地方の豊年祭で主役となる**ミルク神(弥勒神)**です。名前の由来は仏教の「弥勒菩薩」ですが、その姿や役割は沖縄独自の「ニライカナイから来る福の神」として完全に現地化しています。

ミルク行列

幸せのパレード

豊年祭では、ミルク神の仮面を被った演者を先頭に、子供たちや舞踊手が続く「ミルク行列」が行われます。ミルク様が団扇(うちわ)で仰ぐ風を浴びると、無病息災や豊作のご利益があるとされ、村中が喜びに包まれます。

仏教との習合

東から来る神

本来、弥勒菩薩は未来に現れる仏様ですが、沖縄では「海の彼方(東)から船に乗ってやってくる神」と信じられています。これは沖縄古来の「ニライカナイ信仰」と仏教が混ざり合った、非常に興味深い例です。

特徴的な仮面

ふくやかな笑顔

「ミルク面」と呼ばれる仮面は、真っ白(または黄色)な肌に、満面の笑みをたたえた大きな顔が特徴です。大きな耳は福耳を表し、見るだけで幸せな気分にさせてくれます。布袋尊(七福神)のイメージも混ざっていると言われます。

まとめ

厳かな神様とは一味違う、ユーモラスで温かいミルク様。沖縄の人々の明るさと優しさが生み出した、究極の癒やしの神様です。