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国狭霧神:大地を潤す里の霧の神【天狭霧神の対】

#日本神話 #女神 #自然神 #霧 #里 #古事記
国狭霧神 / Kuni-no-sagiri
国狭霧神

国狭霧神

Kuni-no-sagiri
日本神話自然神 / 霧の神
神格★★★
大きさ不定形(霧そのもの)
権能低い霧を発生させる、大地を潤す
弱点強い日差し
主な登場
古事記

高い山にかかる霧が天狭霧神なら、私たちの住む里や平野、盆地に低く立ち込める霧は**国狭霧神(くにのさぎり)**の領域です。大地に近い場所で万物を潤し、静寂をもたらす、もう一柱の霧の神様です。

対となる存在

天と国のペア

親である大山津見神と鹿屋野比売神から生まれた際、天狭霧神と共に誕生しました。「国」は大地や人々の生活圏を指し、より身近な自然現象としての霧神であることを示しています。しばしば女神として解釈され、天狭霧神と夫婦神のように扱われることもあります。

大地の呼吸

循環の象徴

霧は地面から蒸発した水分が冷やされてできます。国狭霧神は、大地が呼吸をするように水分を循環させ、草木の成長を助ける豊穣の神としての側面も持っています。朝霧が晴れた後の瑞々しい風景は、彼女の恵みと言えるでしょう。

イメージされる姿

柔らかいベール

天狭霧神が荘厳な山の霧なら、国狭霧神は柔らかく包み込むような里の霧です。薄羽衣を纏い、田畑の上を静かに舞う女性的な姿や、深い森の奥で静かに佇む姿でイメージされます。

まとめ

里山や川沿いで出会う朝霧は、国狭霧神の優しい抱擁です。視界が白く染まる時、私たちは神話の世界の入り口に立っているのかもしれません。