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ナラシンハ:魔王の「不死」の裏をかいて殺す獅子男【元ネタ・強さ解説】

#インド神話 #男神 #ヴィシュヌ #化身 #獣人 #ライオン #最強
ナラシンハ / Narasimha
ナラシンハ

ナラシンハ

Narasimha
インド神話化身 / 守護神
神格★★★★★
大きさライオンの頭と人の体
権能概念的な不死殺し・引き裂く爪
弱点憤怒による暴走(鎮静が必要)
主な登場
Fate/Grand Orderインド寺院

どんな条件でも殺せない無敵の魔王が現れたら、どう倒すか? インド神話の回答は、「条件に含まれないバグキャラに変身する」でした。維持神ヴィシュヌが変身した第4の姿ナラシンハ(人獅子)。そのグロテスクとも言える姿には、論理パズルのような神の知恵と、悪を絶対に許さない恐怖の正義が込められています。

不死身のトリック崩し

完璧な論破と殺害

魔王ヒラニヤカシプは、苦行によりブラフマー神から「人間にも獣にも神にも、昼にも夜にも、武器でも素手でも、地上でも空中でも、家の中でも外でも殺されない」という加護を得ました。これに対しナラシンハは以下の条件で彼を殺しました。

  1. 人間でも獣でもない「人獅子」の姿で
  2. 昼でも夜でもない「夕暮れ時」に
  3. 武器でも素手でもない「爪(鋭いが体の一部)」で
  4. 地上でも空中でもない「自身の膝の上」で
  5. 中でも外でもない「玄関の敷居の上」で 彼の腹を引き裂いたのです。

止まらない怒り

シヴァとの対決

魔王を倒した後もナラシンハの怒りは収まらず、世界を破壊しそうになりました。これを止めるためシヴァ神が「シャラブハ(怪鳥)」に変身して戦い、ようやく鎮めたという後日談もあります。正義の怒りは時として悪以上に危険になることを示唆しています。

まとめ

ナラシンハは、「抜け穴がない契約などない」という教訓と、神の力は人間の想像(論理)を常に凌駕するという畏怖を象徴する、インド神話屈指の強キャラクターです。