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ブラフマー:宇宙を創造したヒンドゥー教の祖神【創造神】

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ブラフマー / Brahma
ブラフマー

ブラフマー

Brahma
ヒンドゥー神話神 / 創造神
神格★★★★★
大きさ宇宙創造規模
権能万物の創造、知恵の源泉
弱点嘘をついて呪われたこと
主な登場
女神転生天空の城ラピュタ(インドラの矢のくだり)FFシリーズ(武器名)

4つの顔と4本の腕を持ち、水鳥ハンサに乗る老賢者のような神。彼こそが、この宇宙とあらゆる生物を創造した神ブラフマーです。全知全能の創造主であるはずの彼ですが、インドでは寺院が極端に少なく、シヴァヴィシュヌに比べて影が薄いと言われています。一体なぜなのでしょうか?

宇宙の設計者

4つのヴェーダの象徴

ブラフマーの4つの顔は、ヒンドゥー教の聖典である4つのヴェーダを唱え続けているとされます。 彼はヴィシュヌのへそから伸びた蓮の花から生まれ、瞑想によって世界を設計し、人間や神々を生み出しました。

妻は学問の神

彼の妻は、日本でも弁才天(サラスヴァティー)として有名な、芸術と学問の女神サラスヴァティーです。彼女の奏でるヴィーナ(琴)の音色に合わせて、ブラフマーは世界を創り上げたとも言われます。

なぜ人気がないのか?

シヴァの柱と嘘

ある時、ブラフマーとヴィシュヌが「どちらが偉いか」で喧嘩になりました。そこにシヴァが巨大な炎の柱となって現れ、「この柱の果てを見届けた方を認めよう」と言いました。 ブラフマーは「頂上を見た」と嘘をつきましたが、シヴァに見破られ、**「お前は今後、人間から礼拝されないだろう」**という呪いをかけられてしまったのです。

役割終了説

また、哲学的には「世界はもう創られてしまったので、創造神の仕事は終わった(今は維持と破壊のターン)」と考えられたため、信仰が薄れたという説もあります。

仏教への影響

梵天(ぼんてん)

仏教に取り入れられ、梵天として帝釈天(インドラ)と共に釈迦を守護する役割を与えられました。日本の寺院でもよく見かける、穏やかな顔をした仏像がそれです。

【考察】根源的な力

ブラフマン(宇宙の根本原理)

神としての人気は低いですが、彼の名は宇宙の根本原理「ブラフマン(梵)」に由来します。全ての存在の根底にある真理そのものを人格化した存在、それがブラフマーなのです。

まとめ

派手な活躍は少ないものの、全ての始まりに彼がいたことは間違いありません。縁の下の力持ちならぬ、宇宙の設計者としての威厳は、静かに輝き続けています。