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月天(チャンドラ):夜空を静かに見守る月の神【十二天】

#仏教 #インド神話 #天部 #月 #守護神 #十二天
月天 / Gatten (Soma/Chandra)
月天

月天

Gatten (Soma/Chandra)
仏教 / インド神話天部 / 自然神 / 月神
神格★★★★★
大きさ人間大 / 月そのもの
権能清涼な光、アムリタ(不老不死の霊薬)
弱点月食
主な登場
曼荼羅十二天像

太陽が日天なら、夜空に輝く月は**月天(がってん)**です。勢至菩薩の化身ともされ、熱を取り除き、清らかな潤いを与える神様です。元はインド神話の「ソーマ」または「チャンドラ」と呼ばれ、不老不死の霊薬(アムリタ)を管理する神でもありました。

ガチョウに乗る貴公子

優雅な移動

月天は、数羽のガチョウ(鵞鳥)の上に座るか、それらが引く車に乗った姿で描かれます。白い肌をした美しい貴公子のような姿で、静けさと知性を漂わせています。

癒やしと再生

月の兎の伝説

右手に月輪(がちりん)を持ち、その中には兎(うさぎ)が描かれることがあります。これは帝釈天のために自らを捧げた兎を月に昇らせたというジャータカ神話に由来します。慈悲と自己犠牲の精神を象徴しています。

仏教における位置づけ

日月並び称される

密教の曼荼羅では、日天と対の位置に配置され、陰陽のバランスを保っています。日天が「活動・熱・昼」を象徴するなら、月天は「静寂・冷・夜」を象徴し、人々の興奮を鎮め、安らぎを与えます。

まとめ

静かな夜、月を見上げると心が落ち着くのは、月天の功徳かもしれません。忙しい日々に疲れを感じた時は、月天の光を浴びてみてはいかがでしょうか。