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ガンガー:インド神話の女神【元ネタ・神格解説】

#インド神話 #ガンジス川 #水 #女神 #浄化 #シヴァ #ワニ #聖なる川 #沐浴 #贖罪
ガンガー / Ganga
ガンガー

ガンガー

Ganga
インド神話女神 / 川
神格★★★
大きさガンジス川
権能浄化
弱点シヴァの髪
主な登場
インド映画ヒンドゥー教女神転生

インドの母なる川、ガンジス。その正体は天界から降り注いだ女神ガンガーです。彼女の水に触れれば、あらゆる罪は浄化され、魂は救済される。インド人にとって、彼女は単なる川ではなく、流れる信仰そのものなのです。

ガンガーとはどのような神か?

ヒンドゥー教におけるガンジス川の女神です。ワニ(マカラ)に乗った美しい女性の姿で描かれます。彼女の水は神聖であり、触れるだけですべての罪(カルマ)を洗い流すと信じられています。そのため、死者の遺灰をガンジス川に流すことは、ヒンドゥー教徒にとって人生の最高のゴールとされています。彼女は優美ですが、その奔流は時に激しく、すべてを破壊する力も秘めています。

神話でのエピソード

シヴァの髪

元々ガンガーは天界を流れる川でした。バギーラタ王の熱心な祈りにより地上へ降りることになりましたが、彼女の重さで大地が砕ける恐れがありました。そこでシヴァ神が自らの髪(まげ)で彼女の激流を受け止め、勢いを弱めてから地上へ流しました。このため、シヴァ神と共に描かれることが多く、彼の妻の一人とされることもあります。

ビーシュマの母

叙事詩『マハーバーラタ』では、シャンタヌ王と結婚して英雄ビーシュマを生みました。しかし彼女は子供が生まれるたびに川に流してしまう(天界に戻すため)という常人には理解不能な行動を取り、それを止められたため王のもとを去りました。

信仰と文化への影響

聖地ワーラーナシー

ガンジス川のほとりにある聖地ワーラーナシー(ベナレス)には、毎日多くの巡礼者が訪れ、沐浴を行っています。汚れているように見える水も、信徒にとっては最高の聖水なのです。

日本の七福神?

実は日本の弁才天(サラスヴァティー)も川の女神ですが、ガンガーのイメージも一部混入していると言われます。しかしガンガー単独での信仰は日本には定着しませんでした。

【考察】その本質と象徴

流転する生と死

川は生命を育むと同時に、死を受け入れ、海へと運び去ります。生と死が渾然一体となって流れるインドの死生観を、ガンガーは象徴的に体現しています。

まとめ

汚れを洗い流し、海へと還る。彼女の流れに身を任せる時、人は永遠のサイクルの一部となるのです。