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シレサウルス:恐竜になりきれなかった親戚【古生物図鑑】

#恐竜形類 #三畳紀後期 (約2億3000万年前) #植物食 #雑食 #ポーランド
シレサウルス / Silesaurus
シレサウルス

シレサウルス

Silesaurus
三畳紀 (ポーランド)恐竜形類 (恐竜に近い動物)
危険度
時代三畳紀後期 (約2億3000万年前)
大きさ体長約2.3メートル
特殊能力俊敏な走り
弱点捕食者への対抗手段が少ない
主な登場

シレサウルス(Silesaurus)は、「シレジアのトカゲ」を意味する、恐竜の直近の親戚です。恐竜の定義(骨盤の穴など)を完全には満たしていないものの、その姿は初期の恐竜と瓜二つであり、恐竜がどのように進化してきたかを解く鍵となっています。

華奢な体

非常に細長い四肢を持ち、俊敏に走ることができました。初期の鳥盤類恐竜(ピサノサウルスなど)と非常によく似ており、当初は恐竜だと考えられていました。

くちばしの獲得

顎の先端には歯がなく、角質のくちばしがあったと考えられています。葉っぱや昆虫を食べる雑食、あるいは植物食傾向が強かったようです。消化を助けるための小さな石(胃石)も化石と共に発見されることがあります。

進化の境界線

シレサウルス類(シレサウルス科)の発見により、恐竜というグループが突然現れたのではなく、徐々にその特徴を獲得していったことが明らかになりました。彼らは恐竜の「従兄弟」のような存在です。

まとめ

シレサウルスは、分類上は恐竜ではありませんが、恐竜時代の幕開けを共に生きた重要な脇役です。その軽快な足取りは、来るべき爬虫類の黄金時代を予感させるものでした。