レペノマムス(Repenomamus)は、白亜紀に生息していたアナグマほどの大きさの哺乳類です。2005年、この生物の発見は古生物学会に激震を走らせました。なぜなら、彼らのお腹の中から「恐竜の食べ残し」が見つかったからです。
大逆転の証拠
化石の胃のあたりから、プシッタコサウルス(小型の草食恐竜)の幼体の骨格が発見されました。骨は関節が繋がったままであり、噛み砕かれたのではなく塊として飲み込まれたことを示していました。これは哺乳類が恐竜を狩っていた動かぬ証拠です。
当時としては巨大
「中生代の哺乳類はネズミサイズ」という常識に対し、レペノマムス・ギガンティクス種は体長1メートル、体重14キログラムにも達しました。これは当時の小型恐竜と互角に渡り合えるサイズです。
能動的なハンター
彼らは死肉を漁るだけでなく、鋭い歯と頑丈な体で、積極的に小さな恐竜や他の動物を襲っていたと考えられます。恐竜時代の哺乳類は、私たちが思っていたよりもずっと逞しかったのです。
まとめ
レペノマムスは、中生代の生態系の見方を一変させました。恐竜の足元には、ただ逃げ回るだけではない、力強い哺乳類たちのドラマがあったのです。