1822年、その歯の化石が見つかったことで「恐竜」という概念が生まれました。イグアノドンは、ティラノサウルスよりも先に人類に知られた、記念すべき恐竜です。彼らの発見がなければ、現在の恐竜ブームは存在しなかったかもしれません。
イグアノドンとは?
姿の変遷
発見当初は「鼻の上に角がある巨大なイグアナ」と想像されていました。その後、二足歩行するカンガルーのような姿になり、現在は「普段は四足、急ぐ時は二足」というバランスの取れた姿に復元されています。
親指のスパイク
かつて角だと思われていた骨は、実は親指の爪でした。円錐形の鋭いスパイクになっており、肉食恐竜に襲われた際の強力な武器になりました。一方、小指は長く器用で、植物を掴むのに使われました。
成功した植物食恐竜
世界中に分布
白亜紀前期のヨーロッパや北米だけでなく、アジアなど世界中で繁栄しました。デンタルバッテリーと呼ばれる、噛み合わせると自然に研ぎ澄まされる丈夫な歯を持っており、当時の硬い植物もバリバリ食べることができたのが成功の要因です。彼らは白亜紀の生態系の土台を支える存在でした。
映画での活躍
ディズニー映画「ダイナソー」
CGIアニメーション映画の主人公アラダーとして描かれました。優しく知性的でありながら、必要な時は群れを守るために戦う強さを持つキャラクターとして、多くの人々に愛されています。
まとめ
恐竜研究の原点にして、進化の成功者イグアノドン。その親指のスパイクは、彼らが決して弱いだけの存在ではなかったことを証明しています。