ティラノサウルスが登場するずっと前、南半球には既に彼らを超えるかもしれない巨大な捕食者がいました。それがギガノトサウルスです。彼らは白亜紀後期のアルゼンチンを支配し、巨大な植物食恐竜さえも餌食にする、真の頂点捕食者でした。
ギガノトサウルスとは?
ステーキナイフのような歯
T-REXの歯が「バナナのように太く、骨を砕く」タイプなのに対し、ギガノトサウルスの歯は「薄く鋭く、肉を切り裂く」タイプでした。獲物(巨大竜脚類)に出血を強いて、弱るのを待ってから倒すという、より残酷で効率的な狩りのスタイルだったようです。顎の力は強くありませんでしたが、切れ味は抜群でした。
華奢な体格?
全長はT-REXより長い可能性がありますが、骨格はやや軽量で、走るのは速かったかもしれません。しかし、その巨体ゆえに長距離を走り続けるのは難しかったでしょう。
巨大な獲物
超大型巨人狩り
同じ地域には、史上最大級の草食恐竜アルゼンチノサウルスが生息していました。ギガノトサウルスは、単独では太刀打ちできないこの超巨大な獲物を、集団で連携して襲っていた可能性があります。彼らの社会性がどの程度だったのかは、化石からはまだ完全には解明されていません。
映画でのラスボス
王者としての風格
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、最強のライバルとして登場しました。実際にはT-REXとは時代も場所も違いますが、その巨体と鋭い歯は、映画のクライマックスを飾るにふさわしい迫力を持っていました。
まとめ
南米大陸が生んだ怪物ギガノトサウルス。T-REXとは異なる進化を遂げたもう一つの「最強」の形です。