エドモントニア(Edmontonia)は、白亜紀後期の北米に生息していたノドサウルス科の最大級の恐竜です。サウロペルタと同様に尾のハンマーはありませんが、その武装はさらに洗練されていました。肩には前方を向いた鋭い棘があり、敵に向かって突進することで攻撃にも使えた可能性があります。
分岐する棘
肩の棘は大きく、種類によっては二股に分かれているものもあります。これは肉食恐竜が首元に噛み付こうとするのを物理的に防ぐだけでなく、突進してくる敵に対するカウンター武器としても機能しました。
重戦車
体は樽のように幅広く、重心が低いため、大型肉食恐竜でもひっくり返すのは困難でした。ティラノサウルス類とも共存していましたが、成体のエドモントニアを倒すのは容易ではなかったはずです。
エドモントンの名
化石が見つかったカナダのエドモントン層群にちなんで名付けられました。北米の鎧竜としてはアンキロサウルスと並んで代表的な存在です。
まとめ
エドモントニアは、守るだけでなく「刺す」という攻撃的な防御を選んだ鎧竜です。その棘は、生き残るための執念の結晶です。