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ドレッドノータス:「恐れ知らず」の名を持つ超巨大恐竜【古生物図鑑】

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ドレッドノータス / Dreadnoughtus
ドレッドノータス

ドレッドノータス

Dreadnoughtus
白亜紀 (南米)恐竜 / 竜脚類
危険度
時代白亜紀後期 (約7700万年前)
大きさ全長約26メートル、体重60トン
特殊能力圧倒的な質量
弱点大量の食料が必要
主な登場
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

ドレッドノータス(Dreadnoughtus)は、白亜紀後期のアルゼンチン・パタゴニア地方に生息していた、ティタノサウルス類の超巨大竜脚類です。その名は、20世紀初頭に世界の海軍を一変させた巨大戦艦「ドレッドノート」に由来し、「何も恐れるものがない(Dread Nought)」という意味を持ちます。推定体重60トンという圧倒的な質量は、まさに生きた要塞であり、成長しきった彼らに敵対できる生物は地上に存在しませんでした。

最も完全に近い巨人

巨大な恐竜というのは、通常、数個の骨しか見つからないことが多く、正確な大きさは推測に頼らざるを得ないのが常でした(アルゼンチノサウルスなど)。しかし、ドレッドノータスは全身の骨の約70%(頭部を除く)が発見されており、大腿骨や上腕骨などの重要なパーツが揃っています。これにより、「体重を数学的に正確に計算できる史上最大の恐竜」としての地位を確立しました。その体重はボーイング737旅客機よりも重く、ティラノサウルス7頭分以上に相当します。

まだ成長途中だった?

さらに驚くべき事実は、発見された化石(タイプ標本)の骨組織を分析した結果、成長がまだ止まっていない「若い個体」だった可能性が高いことです。死んだ時点で全長26メートル、体重59トンもありましたが、もし生きていればさらに巨大に成長していたことになります。生物のサイズリミッターがどこにあるのか、生物学者を悩ませるほどの規格外な存在です。

絶対的な安定感

彼らはその巨体を支えるために、四肢を柱のように真っ直ぐ伸ばして立っていました。首は非常に長く、広範囲の植物を動かずに食べることができましたが、血圧の問題からキリンのように垂直には上げられなかったでしょう。尾は強靭な筋肉の塊で、肉食恐竜が近づいてきた場合、一振りで骨を砕く強力な武器になりましたが、基本的にはその巨体を見せるだけで戦いは終わっていました。

まとめ

ドレッドノータスは、進化が「大きさ」というパラメータを極限まで振った結果生まれた、生命の傑作です。「何も恐れない」その生き様は、何千万年もの間、王者の余裕として大地に君臨し続けました。