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ドルドン:始新世の哺乳類の特徴と生態【古生物図鑑】

#原始クジラ #小型 #イルカ似 #肉食 #海
ドルドン / Dorudon
ドルドン

ドルドン

Dorudon
始新世 (全世界)哺乳類
危険度★★★
時代始新世 (約4040万年前 - 3390万年前)
大きさ体長約5m
特殊能力群れ行動
弱点バシロサウルス
主な登場

ドルドン(Dorudon)は、約4000万年前〜3300万年前(始新世後期)の海に生息していた古クジラ類です。バシロサウルスと共に発見され、かつてはバシロサウルスの幼体だと誤認されていましたが、現在は別の種であることが分かっています。現代のイルカに近い体型をしていました。

完成されたスイマー

全長は約5メートル。バシロサウルスのような細長い体ではなく、筋肉質で流線型の体を持っていました。尾ビレもしっかりしており、高速で泳ぐことが可能でした。前足はヒレになっていましたが、まだ肘の関節が残っていました。後ろ足は極端に小さく退化していましたが、まだ体外に突き出ていました。

アトロクス(残酷な王)の餌食

ドルドンは当時の海で繁栄していましたが、大型肉食獣バシロサウルスの主食でもありました。実際にバシロサウルスの胃の中から噛み砕かれたドルドンの幼体の頭骨が見つかっています。群れを作ることで身を守り、浅瀬(出産場所と考えられているエジプトの「クジラの谷」など)で子育てをしていたようです。

現代クジラへの架け橋

ドルドンは、バシロサウルスよりも現代のクジラ類の共通祖先に近いグループです。彼らのような小型の古クジラ類が、後の氷河期の環境変化を生き延び、現在の多様なクジラたちへと進化したと考えられています。

まとめ

ドルドンは、古代の海の生態系の中堅を支えた重要な存在です。彼らの愛らしい姿の向こうに、過酷な生存競争と進化のドラマが見えてきます。