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クリオドラコン:カナダの空を舞う「冷たいドラゴン」【古生物図鑑】

#翼竜 (アズダルコ類) #白亜紀後期 (約7700万年前)
クリオドラコン / Cryodrakon
クリオドラコン

クリオドラコン

Cryodrakon
白亜紀 (北米)翼竜 (アズダルコ類)
危険度★★★
時代白亜紀後期 (約7700万年前)
大きさ翼開長約10メートル
特殊能力巨大な翼と地上歩行
弱点離陸にスペースが必要
主な登場

クリオドラコン(Cryodrakon)は、2019年に新種として記載された比較的新しい翼竜です。学名は「冷たい(Cryo)ドラゴン(Drakon)」を意味し、カナダのアルバータ州で見つかったことに由来します(「氷と炎の歌」に登場するドラゴンへのオマージュとも言われます)。アズダルコ類というグループに属し、ケツァルコアトルスに匹敵する巨大な翼を持っていました。

北米最大級の翼

翼を広げると10メートルにもなり、小型飛行機ほどの大きさがありました。かつてはケツァルコアトルスの一部と考えられていましたが、首の骨の特徴などから別種と判明しました。首は非常に長く頑丈で、キリンのような長さがありました。

地上からの捕食

アズダルコ類の特徴として、翼を畳んで四足歩行で地上を歩き回るのが得意でした。上空から獲物を探すだけでなく、草原をのしのしと歩きながら、その長いくちばしで小型の恐竜やトカゲ、哺乳類を啄んで丸呑みにしていたと考えられています。巨大な体で地上の小動物を威圧する「地上の支配者」の一面も持っていたのです。

空飛ぶ巨人

その巨体で空を飛べたのか疑問視されることもありますが、骨は中空で極限まで軽量化されており、強力な筋肉を使って一気に飛び立つことができたと推測されています。上昇気流に乗れば、何百キロもの距離を滑空することができたでしょう。

まとめ

クリオドラコンは、そのクールな名前と共に、翼竜が到達した巨大化の極致を示す存在です。カナダの荒野に、かつて本物のドラゴンがいたという事実は、私たちのロマンを掻き立てます。