バハダサウルス(Bajadasaurus)は、アルゼンチンで発見されたアマルガサウルスの近縁種です。最大の特徴は、首の骨から伸びた非常に長い「棘(神経棘)」です。アマルガサウルスの棘は後ろに反っていましたが、バハダサウルスの棘はなんと「前向き」に長く伸びていました。
狂気的な防御壁
首の上に、細長い棘のフェンスが前方に突き出すように並んでいました。これは肉食恐竜が首に噛み付こうとするのを物理的に防ぐための「逆茂木」のような役割をしていたと考えられます。皮膚や角質で覆われ、より長く鋭く見えていたでしょう。
折れなかったのか?
これほど長い棘は折れやすそうに見えますが、恐らく角質鞘(爪のような素材)で覆われ、強度としなりを持っていたと推測されます。防御だけでなく、ディスプレイや体温調節にも使われた可能性があります。
首の短い竜脚類
ディクラエオサウルス科に属し、竜脚類としては首が短めです。低い位置の植物を食べていましたが、その奇抜な見た目は森の中で異彩を放っていたはずです。
まとめ
バハダサウルスのデザインは、常識外れです。前向きの棘という攻撃的な防御手段は、進化がいかに自由で創造的であるかを教えてくれます。