「金次第で誰にでも味方する」。戦国時代、特定の主君を持たず、最強の武器・鉄砲を操って戦場を支配したプロ傭兵集団、それが雑賀衆です。その頭領である雑賀孫市は、あの魔王・織田信長が最も恐れた男の一人でした。
信長を撃った男
石山合戦
本願寺勢力に雇われた雑賀衆は、織田軍に対してゲリラ戦を展開しました。孫市は得意の狙撃で信長の太ももを撃ち抜いたと伝えられています。天下人をあと数センチのところまで追い詰めたという事実は、彼の名を不動のものにしました。
自由な魂
八咫烏の旗
雑賀衆のシンボルは、神の使いである三本足の烏「八咫烏(やたがらす)」です。彼らは権力に縛られず、自分たちのルールで生きました。孫市もまた、豊臣秀吉や徳川家康といった権力者たちと渡り合いながら、最後まで誇り高い傭兵として生きました(複数の人物が「孫市」を名乗った説もあります)。
現代作品での孫市
戦国BASARA
3代目雑賀孫市として、なんと女性キャラクターとして登場。クールでプロフェッショナルな傭兵として描かれ、火器を華麗に操ります。「契約」を絶対視する姿勢は、現代のビジネスマンにも通じるかっこよさがあります。
雑賀孫市は、紀州の傭兵集団・雑賀衆の頭領として知られます。鉄砲の扱いに長け、石山合戦では織田信長軍を大いに苦しめました。「八咫烏」を旗印とする彼らの、権力に縛られない自由な戦い方は、戦国時代の中でも異彩を放っています。
(関連キーワード:和歌山、スナイパー)
彼の伝説的な活躍は、現代の小説やゲームなどの創作物においても、色褪せることなく描かれ続けています。
司馬遼太郎の『尻啖え孫市』をはじめ、多くのフィクションで主人公として描かれることも多く、そのアウトローとしての魅力と人気は不動のものと言えます。
まとめ
銃弾一発で歴史を変えようとした男、雑賀孫市。彼のトリガーに指がかかる時、戦場の運命は決まるのです。