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八衢比売神(ヤチマタヒメ):道の辻を守る女神【道祖神・良縁】

#日本神話 #道の神 #女神 #縁結び #厄除け #対の神
八衢比売神 / Yachimata-hime
八衢比売神

八衢比売神

Yachimata-hime
日本神話国津神 / 道の神
神格★★★
大きさ辻に立つ旅姿の女神
権能邪気の侵入阻止、良縁を結ぶ、旅の安全
弱点特になし
主な登場
古事記日本書紀

八衢比古神とペアで祀られることが多い八衢比売神(ヤチマタヒメ)。同じく道の分岐点や境界を守る女神です。二柱が並んで祀られる姿は、仲睦まじい夫婦の道祖神(双体道祖神)として、日本各地の路傍で見ることができます。

出会いと別れの場所

縁を結ぶ辻

「辻」は、人が出会い、そして別れる場所です。ヤチマタヒメは、悪いものが通るのを防ぐ一方で、良き人、良き情報、良き運気が村に入ってくるのを歓迎します。道祖神が縁結びや子宝の神としても信仰されるのは、この女神の、異界からの新しい生命や出会いを招き入れる力によるものです。

境界の浄化

外から持ち込まれる穢れを、境界線上で祓い清める役割も担います。家の玄関に塩を盛るように、村の入り口で霊的な検疫を行っているとも言えるでしょう。

道端の祈り

道端の小さなお地蔵様や石碑に手を合わせる時、そこにはヤチマタヒメの気配があります。日々の通勤や通学の道中で、事故なく、そして良い出会いがありますようにと見守ってくれています。

まとめ

道の角を曲がれば、新しい何かが待っている。八衢比売神は、日々の移動と出会いを祝福する、道端の優しい女神です。