**茂山津見神(シギヤマツミ)**は、八山津見神の一柱で、「茂(しげ)る山」の神です。その名の通り、木々や下草が青々と生い茂っている状態、植物の旺盛な生命力そのものを表しています。禿山(はげやま)とは対極にある、豊かなバイオマスを誇る山の姿です。
緑の生命力
豊かな植生
山が緑で覆われていることは、土砂崩れを防ぎ、保水力を高めるために不可欠です。シギヤマツミは、根を張り、枝を伸ばす植物のエネルギーを管理し、山という巨大な生命維持装置を稼働させています。
資源の宝庫
茂る山は、薪炭、木材、山菜、キノコなど、人間に多くの恵みをもたらします。里山遊びや林業など、山と関わるすべての活動において、この神の恩恵を受けていないものはありません。
成長と繁栄
植物が茂るように、家運や事業が「繁栄」することを願って信仰されます。また、緑に触れてリフレッシュしたい時、登山やハイキングで感じる清々しさは、この神の癒やしの力です。
まとめ
見渡す限りの緑。茂山津見神は、尽きることのない生命力で山を覆い、生きとし生けるものを育んでいます。