大山咋神は、スサノオの孫にあたる神様です。「咋(くい)」は「杭」を意味し、大きな山に杭を打ち込んで所有・支配することを表す、非常に力強い地主神です。
支配する山々
比叡山と松尾山
近江国の比叡山(日吉大社)と、山城国の松尾山(松尾大社)に鎮座し、古くからこの二つの重要な山を支配してきました。都の鬼門(北東)と裏鬼門(南西)を守る重要な神です。
鳴鏑の神話
丹塗矢(にぬりや)に化けて川を流れていき、玉依姫と結ばれたという伝説も持ちます。これは雷神としての性格や、農耕における水の恵みを象徴しているとも考えられます。
酒造りの神
醸造の祖
松尾大社が酒造りの神として信仰されていることから、日本の酒造業者の守護神として絶大な崇敬を集めています。山から湧き出る清らかな水が、良い酒を生むことに関連しています。
まとめ
大山咋神は、山、水、酒、そして国土開発の力を象徴する、私たちの生活文化に深く根付いた神様なのだ。