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摩利支天:イノシシ駆る陽炎の女神は武士の守護神【必勝祈願】

#仏教 #天部 #女神 #武神 #イノシシ #陽炎 #忍者 #開運 #勝利
摩利支天 / Marici / Marishiten
摩利支天

摩利支天

Marici / Marishiten
日本 (仏教 / 天部)仏尊 / 天部
神格★★★★
大きさ人間大 (多様な姿をとる)
権能隠形、災難除け、必勝
弱点特になし (捉えられない)
主な登場
SEKIRO女神転生Fate/Extra CCC

猪(イノシシ)の背に乗り、疾風のように駆け抜ける女神・摩利支天(まりしてん)。元々はインド神話の女神であり、太陽の光、特に**「陽炎(かげろう)」**が神格化されたものです。陽炎は、目に見えるけれど手で掴むことも、剣で切ることも、焼くこともできません。この「傷つかない」「捉えられない」という性質から、日本の武士たちは彼女を最強の護身・必勝の神として熱狂的に信仰しました。

武士と忍者の守護神

名だたる武将の信仰

楠木正成」は兜の中に小さな摩利支天像を忍ばせていたと伝わり、「毛利元就」や「前田利家」も熱心な信者でした。戦場において敵に見つからず、奇襲を成功させ、無傷で帰還するために、摩利支天の真言(オン マリシエイ ソワカ)は最強の呪文とされたのです。

忍術の祖?

その「隠形(姿を消す)」の能力から、摩利支天は忍者の守護神とも見なされました。日本三大八幡の一つ、鳩森八幡神社(東京・千駄ヶ谷)の将棋堂の隣や、上野アメ横の徳大寺など、今でも各地で祀られています。

イノシシに乗る女神

亥年の守り神

摩利支天はしばしば、7頭のイノシシに乗ったり、イノシシ車を引かせたりする姿で描かれます。このため、十二支の亥(いのしし)年生まれの守り本尊とされています。脇侍や乗り物がイノシシであるため、狛犬ならぬ「狛猪」が置かれている寺院もあります。

まとめ

実体を持たず、しかし確かに存在する光の化身、摩利支天。誰にも縛られない自由と、災厄をすり抜ける強運を、彼女は授けてくれるでしょう。