**活杙神(イクグヒ)は、『古事記』において神世七代(かみのよななよ)の四代目として登場する女神です。兄(夫)である角杙神(ツヌグヒ)**と対になって現れました。
「イク(活)」は「いきいきとした生命力」を、「グヒ(杙)」は「杭」や「芽吹き」を表します。角杙神が「形作ること」を象徴するなら、活杙神はその形の中に「命を吹き込むこと」を象徴していると言えるでしょう。
命の定着
生きる力
この名前は、単に物が存在するだけでなく、それが生物として活動し、成長していくエネルギーを称えるものです。 日本神話では「イク(生・活)」という言葉は非常に肯定的で神聖なものとして扱われます。例えば「イクムスビ(生皇産霊神)」なども同様の意味合いを持ちます。活杙神は、世界に満ちる生命力の源泉の一つです。
祀られる場所
創造の神として
神世七代の他の神々と共に、創造や発展を司る神として祀られることが一般的です。 具体的なエピソードは残っていませんが、イザナギ・イザナミが登場する前の段階として、世界が「生物が住める環境」へと整っていく過程で重要な役割を果たした女神です。
まとめ
活杙神は、私たちを含むすべての生き物が持っている「生きる力」「育つ力」そのものを神格化した女神です。日々の活力や成長を願う時に、ふと思い出したい神様です。