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羽山津見神(ハヤマツミ):山の麓と尾根を司る神【山容・地形】

#日本神話 #山の神 #麓 #境界 #地形 #八山津見神
羽山津見神 / Hayamatsumi
羽山津見神

羽山津見神

Hayamatsumi
日本神話国津神 / 山の神
神格★★★
大きさなだらかな山容の神
権能麓の守護、山と里の境界管理、地形の安定
弱点土砂崩れ
主な登場
古事記日本書紀

**羽山津見神(ハヤマツミ)**は、八山津見神の一柱です。「ハ」の意味には諸説ありますが、「端(は)=麓(ふもと)」や、「葉(は)=表面」、「羽(は)=尾根が鳥の翼のように伸びる様」などの解釈があります。一般的には、人間が生活する里に近い「山の端」や、比較的なだらかな山岳地帯を司ると考えられています。

山への入り口

境界の神

深い山(クラヤマツミ)が畏怖の対象なら、麓の山(ハヤマツミ)は親しみの対象です。薪を拾い、炭を焼き、畑を作る場所。人間界と神域(山)との緩衝地帯を守る神であり、山へ入る者が最初に挨拶すべき存在と言えるでしょう。

福島の羽山信仰

福島県を中心とする東北地方では「羽山(はやま)信仰」が盛んで、作神(農業の神)として親しまれています。ここでは先祖の霊が集まる場所ともされ、生と死の境界としての性格も持っています。

身近な自然

裏山や、近くの森など、生活圏に隣接する自然環境を守ってくれています。手軽なハイキングや、山菜採りなどで私たちが接するのは、主にこの神様の領域です。

まとめ

里を見下ろす優しい山並み。羽山津見神は、人と山が交わる場所で、私たちの暮らしを静かに見守っています。