雷神トールといえばハンマー「ミョルニル」が有名ですが、実は彼にはもう一つ、なくてはならない相棒があります。それが魔法のベルト、メギンギョルズです。ただでさえ神々の中で一番の怪力を持つトールが、これを締めるとさらにドーピングされるという、巨人と戦うための決戦兵器です。
力の帯
効果はシンプル「筋力2倍」
メギンギョルズの名前は「力の帯」を意味します。これを腰に巻くと、トールの**「アースの力」が倍増する**と伝えられています。 ミョルニルを振り回すには凄まじい筋力が必要なため、鉄の手袋「ヤールングレイプル」と共に、トールの3点セットとして扱われます。この3つが揃って初めて、トールは最強の戦力を発揮できるのです。
巨人ゲイルロズとの戦い
ある時、トールは武器を持たずに巨人の国へ出かけてしまいますが、途中で女巨人からメギンギョルズと杖を借ります。 このベルトのおかげで、トールは押し寄せる川の激流に耐え、さらに襲いかかる巨人ゲイルロズを倒すことができました。ミョルニルがなくても、ベルトによる怪力だけで脅威を退けた重要なエピソードです。
ゲームアイテムの定番
RPGでのステータスアップ
「装備するとSTR(攻撃力)が上がるアクセサリー」として、多くのRPGに登場します。 わかりやすく「強くなるベルト」という設定は、ゲームバランスを調整するアイテムとして非常に使いやすいのです。神話級のレアアイテムとして扱われることが多く、プレイヤーにとっては入手が待ち遠しい憧れの装備です。
【考察】なぜベルトなのか?
腹圧とパワー
現実のウェイトリフティングでも、重いものを持ち上げる際には腰にベルトを巻いて腹圧を高めます。 古代の人々も、**「腰を固めると力が出る」**という身体のメカニズムを経験的に知っており、それを神格化したのがメギンギョルズなのかもしれません。
まとめ
最強の男をさらに最強にするアイテム。メギンギョルズは、トールの無敵伝説を陰で支える名脇役なのです。