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黒闇天:吉祥天の妹にして不吉な闇の女神【災厄の神】

#仏教 #インド神話 #女神 #災厄 #闇 #天部
黒闇天 / Kalanemi / Alakshmi
黒闇天

黒闇天

Kalanemi / Alakshmi
仏教 / インド神話天部 / 災厄神
神格★★★★
大きさ人間大
権能不幸、災厄をもたらす
弱点吉祥天(姉の存在)
主な登場
涅槃経仏教説話

美と幸福の女神として名高い吉祥天には、実は**黒闇天(こくあんてん)**という妹がいます。美しい姉とは対照的に、黒闇天は醜く、行く先々に災いをもたらすと言われます。しかし、この二人は常に一緒に行動する「切っても切れない関係」にあるのです。

姉妹の説話

幸運と不運はセット

ある家を吉祥天が訪ねた時、家の主人は大喜びで招き入れました。しかし、後ろから薄汚れた黒闇天も入ってこうとします。主人が拒絶すると、吉祥天は「彼女は私の妹です。私たちは常に一緒で、私だけ受け入れることはできません」と言って、二人とも去ってしまったという話があります。幸福だけを求め、不幸を忌避する心を戒める教訓です。

その正体

アラクシュミ

インド神話では、幸運の女神ラクシュミー吉祥天)の姉、または妹であるアラクシュミと同一視されます。不幸や貧困を司る女神であり、日本では貧乏神ルーツの一つとも考えられています。

イメージされる姿

闇を纏う姿

黒い肌、荒れ放題の髪、ボロボロの衣服を纏った姿で描かれることが多いです。しかし、その恐ろしい姿は、人生の苦難や影の部分を直視することの重要性を逆説的に教えてくれる存在でもあります。

まとめ

光があれば影があるように、吉祥天と黒闇天は表裏一体です。黒闇天の存在を知ることは、本当の意味での幸福とは何かを考えるきっかけとなるでしょう。