マジュンガサウルス(Majungasaurus)は、マダガスカル島に生息していたアベルサウルス科の肉食恐竜です。頭の上に小さな角のような突起があり、顔はずんぐりとしていました。この恐竜は、同種を食べていた明確な証拠(共食いの痕跡がある骨)が見つかっている数少ない恐竜として有名です。
共食いの証拠
マジュンガサウルスの骨には、同種の歯による噛み跡が残されていました。当時のマダガスカルは隔離された島で、環境が厳しかったため、死肉だけでなく時には生きた仲間も襲って食べていたのかもしれません。
短い足
アベルサウルス科の特徴として、後ろ足が比較的短く太いことが挙げられます。俊足で追いかけるというよりは、待ち伏せや、動きの遅い獲物(大型の竜脚類ラペトサウルスなど)を狙うパワー型の狩りをしていました。
頑丈な頭骨
頭骨は非常に厚く頑丈にできており、頭突きや噛み付きに特化していました。目の上のドーム状の突起も特徴的です。
まとめ
マジュンガサウルスは、孤島という閉鎖環境で独自の進化を遂げた恐竜です。その獰猛な生態は、生存競争の過酷さを物語っています。