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マイアサウラ:白亜紀の鳥脚類の特徴と生態【古生物図鑑】

#恐竜 #草食 #良い母親 #群れ #巣
マイアサウラ / Maiasaura
マイアサウラ

マイアサウラ

Maiasaura
白亜紀後期 (北米)鳥脚類
危険度★★
時代白亜紀後期 (約7670万年前)
大きさ体長約9m
特殊能力子育て
弱点捕食者
主な登場

マイアサウラ(Maiasaura)は、白亜紀後期の北米に生息していたハドロサウルス科(カモノハシ竜)の草食恐竜です。1978年にジャック・ホーナー博士によって発見され、「良い母親トカゲ」と名付けられました。恐竜が子育てをしていたことを世界で初めて証明した、記念碑的な恐竜です。

子育ての証拠

モンゴルの「エッグ・マウンテン」と呼ばれる場所から、直径1メートルほどの巣の跡が多数発見されました。巣は一定の間隔で並んでおり、集団営巣(コロニー)を作っていました。巣の中からは、卵の殻だけでなく、孵化後にしばらく巣に留まっていたと思われる幼体の化石も見つかっています。

給餌行動

幼体の歯が摩耗していたことから、親がエサを巣まで運んで与えていたことが示唆されました。これは、恐竜が爬虫類のように卵を産みっ放しにするのではなく、鳥類のように手間暇をかけて子供を育てる温血動物的な習性を持っていたことを示す決定的な証拠となりました。

急速な成長

幼体は非常に速いスピードで成長しました。これは、無防備な子供時代を短くするための生存戦略です。成体は全長9メートルになり、二足歩行と四足歩行を使い分けて移動しました。

まとめ

マイアサウラは、恐竜のイメージを「冷血な怪物」から「愛情深い親」へと一変させました。彼らの化石は、7000万年前の親子の絆を今に伝えています。