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ヒロノムス:地上を征服した最初の爬虫類【古生物図鑑】

#爬虫類 (初期) #石炭紀後期 (約3億1500万年前) #虫食 #先駆者
ヒロノムス / Hylonomus
ヒロノムス

ヒロノムス

Hylonomus
石炭紀 (北米)初期爬虫類
危険度
時代石炭紀後期 (約3億1500万年前)
大きさ体長約20センチメートル
特殊能力有羊膜卵(乾燥への適応)
弱点大型節足動物
主な登場

ロノムス(Hylonomus)は、一見すると現代の小さなトカゲと変わりませんが、脊椎動物の歴史において極めて重要な存在です。「森のネズミ」を意味するその名は、彼らが知られる限り最古の「真の爬虫類」であることを示唆しています。

革命的な卵

彼らの最大の革新は「硬い殻のある卵(羊膜卵)」でした。これにより、両生類のように水中で産卵する必要がなくなり、乾燥した内陸部へと生活圏を広げることが可能になりました。

森のハンター

鋭く小さな歯を持っており、同時代の巨大な昆虫や節足動物の幼生、無脊椎動物などを食べていたと考えられます。巨大昆虫が支配する石炭紀の森で、ひっそりと、しかし確実に勢力を広げていました。

切り株の中の化石

ロノムスの化石は、石炭紀の巨大なシダ植物(レピドデンドロンなど)の幹の空洞からよく発見されます。これは彼らが木の根元を巣穴にしていたか、あるいは穴に落ちて出られなくなったためだと推測されています。

まとめ

ロノムスがいなければ、後の恐竜も、鳥も、我々哺乳類も存在しなかったかもしれません。彼らこそが、真の意味での「陸上の征服者」の始祖なのです。