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ヘレラサウルス:恐竜時代の幕開けを告げる肉食獣【古生物図鑑】

#恐竜 (初期獣脚類) #三畳紀後期 (約2億3000万年前)
ヘレラサウルス / Herrerasaurus
ヘレラサウルス

ヘレラサウルス

Herrerasaurus
三畳紀 (南米)恐竜 (初期獣脚類)
危険度★★★
時代三畳紀後期 (約2億3000万年前)
大きさ体長約3〜6メートル
特殊能力鋭い歯と爪
弱点顎関節の柔軟性
主な登場

ヘレラサウルス(Herrerasaurus)は、アルゼンチンの三畳紀後期の地層から発見された、最も初期の恐竜の一つです。発見者のビクトリノ・ヘレラにちなんで名付けられました。まだ恐竜が地球の支配者になる前、「恐竜とは何か」という特徴が完全には固まっていなかった時代の生物であり、原始的な特徴を多く残しています。

原始的な特徴

ヘレラサウルスは基本的に肉食恐竜(獣脚類)の特徴を持っていますが、骨盤の形や足の骨の構造には、後の恐竜とは異なる原始的な点が見られます。このため、長い間「真の恐竜なのか、それとも恐竜に近い爬虫類なのか」という議論が続いていました。現在では、獣脚類の最も基盤的な位置にいる恐竜と考えられています。

三畳紀のハンター

顎には鋭い歯が並び、獲物を捕らえるための長く鋭い爪を持っていました。下顎にはスライドする関節があり、大きな肉片を噛み切る際に顎が広がるようになっていました(これは後の獣脚類にも見られる特徴です)。当時の生態系では、サウロスクス(大型のワニ類)などのさらに巨大な捕食者がいましたが、ヘレラサウルスはより俊敏な中型ハンターとして成功していました。

進化の実験

ヘレラサウルスは、恐竜が二足歩行の捕食者として進化する初期の「試作品」のような存在です。彼らの基本設計が優秀だったからこそ、その後の1億6000万年に及ぶ恐竜の時代が続いたのです。

まとめ

ヘレラサウルスは、恐竜の歴史の1ページ目に記されるべき重要な存在です。その荒々しい姿は、新しい時代の到来を力強く宣言しています。