エピキオン(Epicyon)は、現代のオオカミや大型犬を遥かに凌ぐ、グリズリーやライオンに匹敵する体格を持った「史上最大のイヌ」です。「骨を喰らうもの」という異名を持つボロファグス亜科に属しています。
スカル・クラッシャー
頭骨の構造はオオカミよりもハイエナに似ており、分厚い頭蓋骨と強靭な顎の筋肉を持っていました。これにより、獲物の骨まで噛み砕いて栄養を摂取することができました。
進化の敗北
彼らは強力でしたが、環境の変化や、より走行に適応した現代型のイヌ科動物(走るのが得意なタイプ)との競争に敗れ、絶滅しました。パワー重視からスピード重視へのシフトが起きたのです。
まとめ
エピキオンは、イヌ科が一度到達した「パワーの頂点」です。あなたの愛犬の遠い親戚には、かつてこんな怪物がいたのです。
群れでの狩り
化石の発見状況から、現代のオオカミやライオンのように群れ(パック)を形成していたと考えられています。巨大なエピキオンの群れは、当時の北米において無敵の存在だったでしょう。