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エラスモサウルス:白亜紀後期の首長竜の特徴と生態【古生物図鑑】

#首長竜 #海生爬虫類 #白亜紀 #海 #北米
エラスモサウルス / Elasmosaurus
エラスモサウルス

エラスモサウルス

Elasmosaurus
白亜紀後期 (北米)首長竜
危険度★★★
時代白亜紀後期 (約8050万年前)
大きさ約14m
特殊能力生存本能
弱点環境変化
主な登場

エラスモサウルス(Elasmosaurus)は、白亜紀後期(約8050万年前)の北米の海(西部内陸海路)に生息していた、首長竜の代表格です。「板のトカゲ」を意味する名の通り、肩や腰の骨が板状に発達していました。その首の長さは全長の半分以上を占めており、恐竜時代の海における最も奇妙で優美な生物の一つです。

72個の首の骨

首の骨(頚椎)は72個もあり、これは哺乳類(7個)はもちろん、他のどの首長竜よりも多い数です。しかし、首の自由度はそれほど高くなく、蛇のようにくねらせることはできませんでした。首をまっすぐ伸ばし、魚群の下から忍び寄って急襲するために使われたと考えられます。かつては水面から首を出して恐竜を捕食する図が描かれましたが、重力的に不可能でした。

胃石の謎

化石の胃の付近からは、磨かれた小石(胃石)が多数見つかっています。これは、消化を助けるために飲み込んだものか、あるいは潜水時のバラスト(重り)として機能していたと考えられています。彼らの生涯を水中で過ごし、陸に上がることはありませんでした。

コープとマーシュの確執

19世紀の古生物学者エドワード・ドリンカー・コープは、エラスモサウルスの復元図を描く際、間違って頭を尻尾の先につけて発表してしまいました。ライバルのオスニエル・チャールズ・マーシュがそれを指摘したことが、歴史的に有名な「化石戦争(ボーン・ウォーズ)」の激化の一因になったと言われています。

まとめ

エラスモサウルスは、首長竜という進化の極致を示す生物です。その長い首は、効率的な狩りのために特化した究極の適応でした。