ドエディクルス(Doedicurus)は、フォルクスワーゲンのビートルほどの大きさを持つ、巨大な古代アルマジロの仲間です。近縁のグリプトドンと似ていますが、ドエディクルスはさらに危険な武器を隠し持っていました。
中世のモーニングスター
尾の先端には巨大な骨の塊があり、そこには鋭いスパイクが生えていました。これは中世の武器「モーニングスター」そのものであり、これで叩かれればサーベルタイガー(スミロドン)の骨も粉砕されたでしょう。
ドーム状の装甲
背中の甲羅はドーム状で、さらに頭頂部にも小さな甲羅がありました。また、背中には脂肪のこぶがあったという説もあり、らくだのように栄養を蓄えていた可能性も指摘されています。
人間による狩猟
彼らもまた、南米に進出した初期の人類と遭遇しました。その堅牢な甲羅は人間にとっても魅力的で、住居や盾として利用された痕跡が見つかっています。狩猟圧が彼らの絶滅の一因となった可能性があります。
まとめ
ドエディクルスは、哺乳類が生み出した生体兵器の極致です。その重武装も、環境の変化と新たな捕食者(人間)の前には無敵ではありませんでした。