ダコサウルス(Dakosaurus)は、「噛みつくトカゲ」という意味の名を持つ、ジュラ紀後期の海生ワニ類です。当時の海には魚竜や首長竜もいましたが、ダコサウルスはその強力な顎と肉食恐竜のような歯で、大型の獲物を襲っていました。
ゴジラのような顔
近縁のメトリオリンクスなどが細長い口吻を持っていたのに対し、ダコサウルスは短く分厚い頭骨を持っていました。そのため、一部の研究者からは愛称として「ゴジラ」と呼ばれることもあります。
引き裂くための歯
最大の特徴は、横から見ると三角形で、縁にギザギザ(鋸歯)がある歯です。これは魚を捕らえるだけでなく、他の海生爬虫類の肉を食いちぎるのに適していました。
完全な水生生活
四肢はヒレ状になっており、尾の先端には垂直のヒレがありました。彼らは一生を海の中で過ごし、産卵の時だけ上陸したか、あるいは海中で子供を産んだ可能性もあります。
まとめ
ダコサウルスは、ワニ類がいかに多様な進化を遂げたかを示す象徴的な存在です。その恐ろしい顔つきは、古代の海の厳しさを物語っています。