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シーラカンス:デボン紀〜現世の肉鰭類の特徴と生態【古生物図鑑】

#生きた化石 #深海魚 #長寿 #インド洋 #進化の謎
シーラカンス / Coelacanth
シーラカンス

シーラカンス

Coelacanth
古生代〜現在 (深海)肉鰭類
危険度★★
時代デボン紀〜現在 (約4億年前 - )
大きさ体長約2m
特殊能力深海適応
弱点水圧変化
主な登場

シーラカンス(Coelacanth)は、古生代デボン紀(約4億年前)に出現して以来、その姿をほとんど変えずに生き続けている「生きた化石」の代名詞です。かつては白亜紀末に恐竜と共に絶滅したと考えられていましたが、1938年に南アフリカで生きた個体が発見され、世界中に衝撃を与えました。

四肢のようなヒレ

胸ビレと腹ビレには、他の魚にはない筋肉質の柄(肉質の基部)があり、中には四足動物の手足の骨に相当する骨格が入っています。泳ぐ際も、まるで陸上動物が歩くように対角線のヒレを交互に動かします。これは、魚類が陸上に進出しようとした進化の分岐点に近い位置に彼らがいることを示しています。

深海の隠遁者

水深数百メートルの岩礁地帯にある洞窟などに潜み、あまり動かずに漂うように泳ぎます(逆立ち姿勢をとることもあります)。代謝が非常に低く、省エネで生きていることが、大量絶滅を生き延びた秘訣かもしれません。背骨は骨ではなく、ホース状の脊柱(中空の管)で支えられています。

20世紀最大の発見

1938年の発見以降、コモロ諸島やインドネシアでも別種が見つかっています。彼らの存在は、私たちが知っている生物の歴史が化石記録という不完全な断片に過ぎないことを教えてくれます。

まとめ

シーラカンスは、3億年以上の時を超えて現代に迷い込んだタイムトラベラーです。その鱗の一つ一つが、太古の海の記憶を刻んでいます。