カルボネミス(Carbonemys)は、恐竜絶滅から間もない暁新世のコロンビアに生息していた巨大なカメです。炭鉱の中から化石が見つかったため「石炭の亀」と名付けられました。同時期、同地域には史上最大のヘビであるティタノボアも生息しており、巨大爬虫類たちが支配する熱帯の湿地帯で暮らしていました。
軽自動車サイズの亀
甲羅の長さだけで1.7メートルあり、頭や尾を含めると3メートル近くになりました。これは淡水生のカメとしては最大級です。巨大な甲羅は、ワニなどの捕食者から身を守る鉄壁の要塞でした。
骨を砕く顎
非常に強力な顎を持っており、魚やカメ、小型のワニなどを捕食していたと考えられています。「ワニさえも噛み砕いて食べた」という説もあります。平和そうな見た目に反して、湿地帯のトッププレデターの一角を占めていました。
ティタノボアとの関係
カルボネミスはティタノボアと同じ生態系に生きていました。成体のカルボネミスの甲羅はさすがのティタノボアでも締め上げるのが難しく、逆に幼体のティタノボアはカルボネミスのエサになっていたかもしれません。巨竜なき後の世界での、巨大爬虫類同士の頂上決戦があったかもしれません。
まとめ
カルボネミスは、爬虫類のしぶとさと生命力を象徴する存在です。彼らは大絶滅を乗り越え、再び巨大化して繁栄の時代を築いていました。