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印籠:水戸黄門だけじゃない、粋な男のアクセサリー【中身・薬】

#水戸黄門 #葵の御紋 #薬入れ #江戸時代 #根付 #漆工芸 #おしゃれ #武士
印籠 / Inro
印籠

印籠

Inro
日本 / 中国道具 / 装飾品
レア度★★★★
属性
特殊能力権威の証明、薬の携帯
主な登場
水戸黄門博物館骨董市

印籠といえば、悪代官をひれ伏させる最強のアイテム…というイメージが強いですが、元々はただの「ピルケース(薬入れ)」でした。しかし、ポケットのない着物文化の中で、印籠は実用品を超えた「男のステータスシンボル」へと進化していったのです。

何が入っていたのか?

薬とハンコ

名前の通り、最初は印鑑(印)を入れる籠(かご)でしたが、江戸時代には常備薬(丸薬)を持ち歩くための容器として普及しました。帯にぶら下げる際、落ちないように留め具として「根付(ねつけ)」がセットで使われました。

掌(てのひら)の上の美術館

超絶技巧の塊

武士や町人たちは、印籠のデザインで自分のセンスや財力を競い合いました。数センチ四方の面に、蒔絵(まきえ)、螺鈿(らでん)、象嵌(ぞうがん)など、日本の工芸技術の粋が詰め込まれています。 海外では「Netsuke & Inro」として、刀剣と並ぶ人気のコレクターズアイテムとなっています。

まとめ

印籠は、権威を振りかざすための道具ではなく、平和な江戸時代の人々が遊び心を詰め込んだ、世界に誇るミニチュア・アートなのです。