多岐都比売命は、宗像三女神の次女として、宗像大社の中津宮(大島)に祀られています。名前の「タギツ」は水が激しく流れる「滾(たぎ)る」に由来し、荒々しい海の生命力を表します。
激流の化身
滾る水
静かな海ではなく、岩にぶつかり泡立つダイナミックな海流を司ります。航路の難所を守り、船が激流に飲まれないように制御する力を持っています。
宗像の要所
本土と沖ノ島の中間地点である大島に鎮座することからも、航海の中継地点や、変化の激しい海域を守護する役割がうかがえます。
まとめ
多岐都比売命は、海の激しさと美しさを併せ持ち、困難な航海に立ち向かう人々に力を与える女神様です。その荒々しい力は、障害を乗り越えるための活力となり、停滞した状況を打破する推進力をもたらしてくれます。大いなる海のエネルギーとして、宗像の地から私たちを鼓舞し続けているのです。また、沖ノ島祭祀の対象として、古代から非常に重要視されてきた歴史を持っています。