天地が分かれた直後、泥の中から萌え出る葦の芽のように現れた神、それが国之常立神です。国土が永遠に立ち続けることを象徴する、まさに日本の土台となる神様です。
国之常立神とは?
国土の永遠性を象徴する神
名前の「国之常立」は、国が常に立っている、つまり「国土の永遠性」を意味します。『古事記』では、神世七代の最初の神として登場し、独神(ひとりがみ)として姿を隠しました。
葦の芽の如く
混沌とした大地から、葦の芽が萌え上がるように出現したと記述されます。これは生命力の象徴であり、また大地そのものの活力を表しています。
天地開闢の物語
姿を見せない根源神
国之常立神は、具体的なエピソードをほとんど持ちません。現れてすぐに身を隠したとされ、それはこの神が「現象」そのものであり、人格神としての性質よりも、世界の法則や土台としての性質が強いことを示しています。
信仰と神社
祀られる神社
玉置神社(奈良県)などが有名ですが、国土安泰や開運招福の神として、全国の神社で祀られています。特に国の根幹に関わる重要な神として崇敬されています。
まとめ
国之常立神は、派手な神話こそ持ちませんが、私たちが住むこの日本という大地そのものを支え続けている、偉大な根源の神なのです。