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ククリヒメ:日本神話の調停の神【元ネタ・強さ解説】

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ククリヒメ / Kukurihime
ククリヒメ

ククリヒメ

Kukurihime
日本神話調停の神 / 縁結びの神
神格★★★★★
大きさ白山比?大神としての巫女装束
権能和解、口寄せ、縁結び、死者との対話
弱点謎が多い(正体が不明)
主な登場
女神転生ペルソナ屍姫

日本神話において、たった一度だけ登場し、一言だけ何かを囁いた謎の女神。しかしその一言が、創造神夫婦の史上最悪の喧嘩を止めさせたのです。ククリヒメは、死者と生者、神と神を結びつける究極のシャーマンです。

ククリヒメとはどのような神か?

ククリヒメ(菊理媛尊)は、加賀の霊峰・白山(はくさん)の祭神であり、白山比?(しらやまひめ)大神とも呼ばれます。『日本書紀』の異伝の一箇所にのみ登場する極めてミステリアスな存在です。黄泉の国で変わり果てた妻イザナミを見て逃げ出した夫イザナギ。二人は黄泉平坂(あの世とこの世の境界)で激しく口論し、殺し合いになりかけました。そこに割って入ったのが彼女です。

神話での伝説とエピソード

秘密の囁き

彼女がイザナギに何かを耳打ちすると、イザナギは「なるほど」と納得し、イザナミとの争いをやめて帰っていきました。彼女が何を言ったのか、神話には一切記録されていません。「イザナミの本心」を伝えたのか、「生命の秘密」を明かしたのか、あるいは「強烈なジョーク」だったのか。真相は闇の中ですが、彼女の言葉には世界を動かすほどの「言霊」が宿っていたのです。

縁結びの神

決裂した夫婦の間を取り持ったことから、「縁結び」や「和解」「復縁」の神として崇められるようになりました。また、「括る(くくる)」という名前から、バラバラになった物事を一つにまとめる統合の神とも解釈されます。

現代作品での登場・影響

イタコの元祖

死者(イザナミ)と生者(イザナギ)の間を取り持ったことから、日本におけるシャーマン(巫女・イタコ)の草分け的存在とも見なされています。口寄せによって死者の言葉を生者に伝える役割です。

白山信仰

全国に数千社ある白山神社の総本宮、石川県の白山比?神社の主祭神であり、古くから修験道の霊山として信仰されています。

【考察】その強さと本質

トリックスター

武力でも法でもなく、たった一言の「言葉」で創造神の喧嘩を鎮める。彼女は、既存の権力構造の外側にいる、ジョーカー的な最強の調停者です。

まとめ

彼女の囁きは、絡まった糸を解く魔法。人間関係に疲れた時、白山に向かって祈れば、解決のヒントが降りてくるかもしれません。